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2016•1•13出発 〜 2017•4•13帰国 《37カ国》  旅のルート

日本→グアテマラ→キューバ→メキシコ→ペルー→ボリビア→アルゼンチン→チリ→アルゼンチン②→チリ②→アルゼンチン③→パラグアイ→ブラジル→アメリカ→イギリス→オランダ→ドイツ→ポーランド→チェコ→オーストリア→ハンガリー→ポーランド②→エストニア→ラトビア→リトアニア→ポーランド③→アイスランド→スペイン→ポルトガル→スペイン②→モロッコ→南アフリカ→ナミビア→ボツワナ→南アフリカ②→マダガスカル→南アフリカ③→ジンバブエ→ボツワナ②→ザンビア→タンザニア→ケニア→アラブ首長国連邦→インド→ネパール→ベトナム→台湾→日本



2016-03-15

どんどん南米を南下!ワインも安いけどステーキの安さに衝撃。サルタの町へ

体調復活がもう一歩というチュンちゃんと、看病をするあゆかさんを置いて、「フフイ」から、「サルタ」という町へ更に南下していくことに。


チュンちゃんとあゆかさんのこれからのルートは、サルタ経由からパラグアイへ向かうとのこと。なので私たちとサルタまでは同じなのですが、私たちは先へ急ぐ必要がありました。


なぜなら、パタゴニア地方での登山とキャンプ生活が待っているから!
あのアウトドアブランドPatagoniaのマークとなっている山を見に行きたいのです。
 これ、これ!このマークの山です。

ちなみにこのケースは、私たちが旅で撮った写真や、日本から持ってきた映画や音楽データを保存しているUSB、電池の予備、バッテリーを保管している大切なケース。
大切なケースに貼ったPatagoniaステッカーのあの山を目指します!


南米はずっと陸路で移動してきましたが、そろそろ夏が終わってしまうというアルゼンチンの最南端にある都市「ウシュアイア」まで、これから一気に飛行機で移動します。夏の間しか登山ができないらしいので、急がねばということでこの2日後の便でサルタ国際空港発、ブエノスアイレスで乗り換えて、ウシュアイア国際空港着へ向かうためのフライトを予約していました。
なので日にちに余裕を持って、空港のあるサルタの町へお先に向かうことにしました。

「後で追っかけます。サルタで必ず再会しましょう!」と言ってくれたチュンちゃんとあゆかさんと、しばしのお別れ。

フフイの宿サンカルロスをチェックアウトし、宿近くから出ている路線バスでバスターミナルへ向かいます。

バス停留所が分かりづらいフフイ。分からない時は、地元の人に尋ねるのが一番!
ここでもまたもや日本人の人気っぷりが発揮されます。容赦なくスペイン語で話しかけてくれる陽気なおじさんが、私たちに興味津々です。
よく見ると、おじさんの帽子は日本が誇る自動車メーカー「TOYOTA」じゃありませんか!
どこで入手したのでしょうか。TOYOTAキャップ。

バスターミタルに到着したら、サルタ行きのバスに乗って向かいます。
LA VELOZ DEL NORTE社で110アルゼンチンペソ(約880円)。所要時間2時間ちょっとのバス移動です。


あっという間にサルタの町に到着~!


目に飛び込んだサルタの第一印象は、まず街並みが綺麗!!
建物もヨーロッパみたいです。

流石サッカー大国のアルゼンチン。サッカーユニフォームを着ている人をたくさん見かけます!

これまで先住民が暮らすペルーやボリビアを駆け抜けてきた私たちは、南米のイメージ=発展途上国が多い大陸というのが正直なところ。アルゼンチンに入った途端とっても都会に感じました。

ボリビアからアルゼンチンの国境を越えて、人種がガラッと変わり、歩いている人や街並みを見ても、ここは南米!?と思わせるほどの垢抜けた雰囲気。フフイから感じていることですが、人もとっても温かく、笑顔が絶えず陽気です。


サルタのバスターミナルから20分ほど歩いて住宅街を抜け、
booking.comで予約していたcoloria hostelへ到着!
トイレ、シャワー共有の個室、そして朝食付きで380アルゼンチンペソ(1人1泊約1.520円)。出来たばかりの宿なのか、とっても綺麗!開放感のある窓の向こうには中庭があって、そこにはなんとプールも付いています。
安宿でプール付きだなんて、なんだか一気にクオリティが上がった感じだなぁ。共有のキッチン付きなので、自炊も捗ります。

そして自炊必須の私たちにとって朗報!
ワインも格安で購入できるアルゼンチンですが、どうやら牛肉が安いらしいのです。
300~500円も出せば400gぐらいのステーキが食べられるという肉好きにとっては最高な国。2人分楽しめます!早速スーパーで買い出しをし、今夜は豪華にステーキです。

スーパーに行くと、肉コーナーはいつも人だかり!
アルゼンチン人もみんなお肉が大好きですね!

買ってきたビーフステーキをキッチンで早速調理します。
レアでも食べれるビュッフェ・デ・チョリソ(サーロインステーキ)。塩コショウで下味をつけて、ガーリック醤油でジュジュッと!

この旅出て初めての牛肉。肉の味を噛み締めます。こんな美味しいものが、安く食べられるなんて感激…アルゼンチン滞在中は、お肉とワイン三昧になりそうな予感です。

もちろん今日も赤ワインを購入!
今日のワインは、アルゼンチンワインの7割を占めるメンドーサというエリアで作られたもの。
これも1本200円ぐらい。

アルゼンチンはおつまみとなるオリーブも安いです。
これで20アルゼンチンペソ(約160円)。

スーパーのオリーブコーナー、もの凄い種類が揃ってます。
お酒が進む高条件ばかり!


食事を楽しんでいると、私たちに「ニホンジンデスカ?」と日本語で話しかけてくるヨーロッパ人らしき女性がいました。
名前はアン。ドイツからやってきた彼女は、なんと昨年の11月まで2年間、東京に住んでいたんですって!
しかも東大で化学研究員をしていたとのこと!東京大学で研究だなんて私たちには未知の世界だけど、とっても勉強熱心なんだろうなぁ。毎日フラスコと睨めっこしていたアンは一旦ドイツに帰国し、それから1年間の一人旅に出ている途中なんですって。私たちがこれから行くパタゴニアの5日間登山も既に行ってきたという彼女。日本に住んでいた時も、有数の登山を楽しんで過ごしていたのだそう。話が盛り上がりました。

行く先々で旅人に合うのですが、アンのように1人旅をしている人もとても多く、本当に尊敬します。私たちは予期せぬ場面に出くわした時なども2人で判断できるけど、1人旅だと自分自信の力で行くしかない。とっさの判断も時には必要となる分からないことだらけの海外。逞しい!しかしそれが1人旅の醍醐味なのかもしれません。人間として強くなるだろうなぁ。

そんなことを考えながら過ごしたcoloria hostel。
私たちが宿泊している時、たまたまシャワーの調子が悪くて水しか出ません…

翌朝も水しか出ず、さすがにシャワー浴びれないのはきつかったので、旅仲間の高木夫妻から教えてもらったposada casa de borgonaという宿へ移動することにしました。
可愛らしいタイルが貼られた入り口。
フロントはこんな感じです。

部屋に入ると、とてもシンプルですが、ヨーロッパの田舎にあるような素敵な部屋!天井も高くて開放感があります。
キッチンが無いのが残念ですが、シャワートイレ共有の個室で320アルゼンチンペソ。1人1泊1.280円です。こちらも朝食付き。久しぶりに美味しいコーヒーを飲みました。
サルタに来たものの、特に観光スポットがあるわけでもなく、フライトに備えてゆっくり過ごしていた私たち。

そこにチュンちゃんとあゆかさんが、サルタの町に到着したとの吉報が届きました!

私たちが昨日までいたcoloria hostelにチェックインした彼ら。

チュンちゃんもすっかり復活して、流暢なチュンちゃんトークが戻ってきました!!この宿のシャワーも無事にお湯が出るようになっていたようで、一安心。

色んなことが復活してよかったぁぁぁ。

そんな2人から色んなお礼を兼ねて、Mitsuさんと私に大阪名物お好み焼きを作ってくれるとのこと!

お礼をしてもらうほど、私たち何もしていません。むしろ、寝込んでいる彼の横で、晩酌してました…
なのに、いいんですか。

お言葉に甘えて、coloria hostelに遊びに行き、あゆかさんお手製のお好み焼きをいただきました。
たっぷりのキャベツに、ソース、そしてマヨネーズがたまりません。
めちゃくちゃ美味しい!!

まさかアルゼンチンでお好み焼きが食べれるなんて。しかもビールまでおご馳走になりました。

更には、私たちがこれからルート組みしているイースター島の地図まで頂いちゃいました!
至れり尽くせり。「ありがとう」と言いたいのは、私たちのほうでした。
移動や宿泊を一緒に過ごしてくれて、本当にありがとう!!ウユニでは2人からたくさんの刺激や感動をもらったし、とても楽しいひと時だったな。
旅に出たから出会えたのであろう、これまた良い出会いに感謝。

別れを告げ、チュンちゃんとあゆかさんはパラグアイへ、Mitsuさんと私はパタゴニアへ向かいます。

また世界のどこかで会いましょう!


Yoko.




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