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2016•1•13出発 〜 2017•4•13帰国 《37カ国》  旅のルート

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2016-03-26

チリ産の鮭は、日本人が持ち込んで繁殖させた!

私たちが泊まっているインディペンデンシア、アウトドア好きな人が多いし、宿のおじさんはとても陽気だし、なんてったって朝食にはまってしまった私たち。

安宿の朝食ってどの宿も、火を使わない出すだけの簡単な物ばかりなのに、ここは違う。
キッチンにある6人掛けのダイニングテーブルに座って食べる家庭的な感じ。
椅子に座ると同時におじさんが焼いてくれるオムレツ、焼き直して温めてくれたパンや、パウンドケーキ、あんずや苺のジャム、バター、ヨーグルト、オートミール。飲み物はコーヒーか紅茶、ミルク。
決して一流ホテルのような豪華な朝食ではないけど、アットホームな雰囲気でとても美味しいのです。

そして、どハマりしたのが、これ。
リンゴやオレンジ、桃などをシロップと一緒に軽く炒めた手作りコンポート。
果物なんて、お店で買おうと思わないと食べれないし、甘すぎず食感も残ってて美味しい!!


もちろんお腹いっぱいになるまで食べれるから、遠慮なくたくさん頂きます。


しかもヨーグルトには、フリーで置いてあるオートミールを入れて食べると食感がでて美味しいです。


おじさんの家に遊びに来たような、そんな宿。


宿の敷地内には、おじさんの家が隣接されていて、奥さんと可愛い息子さんと暮らしている様子。

時折遊びに来る息子さん。
5歳ぐらいかな。
とーっても人見知りな僕。

ドラゴンボールが大好きっていうもんだから、Mitsuさんがドラゴンボールのこと(キャラクターの名前とか)を話したら、わざわざ家にある数々のドラゴンボールコレクションを持って来て見せてくれました。
可愛いなぁぁ。  本当にドラゴンボールが大好きなんだね。
「このキャラクター、名前なんだったっけー!」
幼少時代にずっとドラゴンボールを見ていたというMitsuさんも一緒に、ドラゴンボールについて盛り上がります。
日本発祥のアニメ、ここでも威力を発揮です。すごいなぁ。


そんなアットホームで居心地が良い宿から、ほど近い場所にある魚の市場へ行ってみることに。
なぜか市場の中にプンタ・アレーナスのお土産やさんがたくさん入ってます。
1階が市場、2階がお土産やさん、3階が観光客用のレストラン。市場にたくさん来る観光客を狙ってなのかな。


今までお肉続きのアルゼンチンから入り、チリはサーモン(鮭)の国!!
久々に魚が食べれる〜!と期待。

しかし夕方行ったからか、魚の種類は少なめです。
うーん…あまり惹かれないなぁ。
けど、せっかく来たのだから鮭が食べたくなり、サーモンのセビーチェを購入!セビーチェとは、マリネのこと。
1パック2500チリペソ(約425円)。

私たちはそのまま食べたり、レタスやトマトを混ぜて冷製パスタとして食べたのですが、めちゃくちゃ美味しい〜!!

そう言えば、日本のスーパーへ行っても、チリ産のサーモンをよく見かけていました。

そんなチリの鮭、約35年前、実は日本人が持ち込んで繁殖させることに成功させ、今では鮭の輸出大国にまで成長したんですって!


知らなかった!!


当時、これと言って目立った産業がなかったチリ。日本はその頃から漁業がとても栄え、どこか変わりになるような鮭の漁場を探していたそうです。


そこで両国が協力し合い、現在チリ産の鮭がこれほどまでに拡大していったのだそう。


マチュピチュ村の初村長さんが日本人だといい、ここでも日本人の活躍があったとは。同じ日本人として誇らし気になりますね。


しかしチリ沖の海には、感染症を引き起こすバクテリアが蔓延しているらしく、その対策として鮭の養殖に世界中で使用を禁止されている多くの抗生物質が使われていることが、現在問題となっているようなのです。


現在各国からはチリ産の鮭輸入を辞めて、安全なノルウェー産に変えようという国が増えてきているのだそう。


そんな問題が起きているなんて、全く知らなかった私たち。

チリでは、一般家庭のお買い物で大量に買い込んでいる姿もありました。
いつも日本では、ブロックではなく1切れずつしか買ったことないので、こんな大きな鮭のブロックを大量に買い込む姿を見るのなんて初めてでした。


そんな中で、海外からはチリ産の鮭は需要が減り、衰退していくのではという話も。

せっかく成功を納めたチリの産業なのに…。
抗生物質での対策ではなく、もっといい方法が見つかって、安全なチリ産の鮭が食べられる時が来ますように。


Yoko.




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