朝陽と夕陽〜夫婦で世界一周〜: ウユニ塩湖と言ったら、穂高岳旅行社へ

午前7:00頃。10時間かけて、ウユニの町に到着しました。

ラパスからの道は、ガッタガタの悪路続き。しかも、指定した席はセミカマ（リクライニングシート）なのに、私のシートは壊れていてリクライニングできず、直角のまま10時間を過ごしました。

さすがに、いつも移動中ぐっすり眠れる私ですら、今回の移動は眠れず。

20時間以上のバス移動よりも、だいぶ疲れました。

しかし、あのウユニ塩湖がある町に到着！というだけで、そんな疲れを上回る期待感。

バスから降りて預けていた荷物を取るために、バスの外で待っていたら、1人のボリビア人女性が私たちに日本語で声を掛けてきました。

「穂高岳です。ウユニツアーどうですか？」

穂高岳とは、日本人御用達のウユニ塩湖ツアー専門のツアー会社「穂高岳旅行社」のこと。私たちは予め目星をつけていたツアー会社だったのです。

私たちはバスから降りて荷物を受け取った後、ちょうど穂高岳のオフィスへ歩いて向かおうと考えていたので、私たちの重たい荷物とともに車に乗せて連れて行ってもらうことに。ラッキー！

歩くと20分ぐらいかかる場所にある為、本当に助かりました。

↑穂高岳の看板犬わんちゃん

ウユニ塩湖に行くには、ウユニの中心部にあるツアー会社の4WDに乗って30〜40分かけて塩湖へ向かうのですが、ここウユニには多くのツアー会社があり、その穂高岳旅行会社はその一つ。

塩湖に溜まった雨によって空中が反射して映る「鏡張り」の場所へ連れて行ってくれるので、日本人にとても人気があるツアー会社なのです。

どうやら鏡張りが好きなのは日本人と韓国人ぐらいで、欧米人は乾燥した塩の大地の方を好むらしく、ほとんどのツアー会社が鏡張りがある奥地まで行ってくれないらしいのです。

さすが、穂高岳旅行社という名前だけあって、日本人の好みを分かってらっしゃる！

しかしこの会社、日本名だからといって日本人経営ではありません。日本人のスタッフは1人もいませんが、お客さんは9割がた日本人。名前の付け方で、こんな日本人が多く集まるなんて、戦略成功ですね。

ツアー内容は幾つか種類があります。
①フルディ＋サンセットツアー（10:30〜20:00)
②サンセット＋スターライトツアー（16:00〜22:00）
③スターライト＋サンライズツアー（3:00〜8:00）
④ディタイムツアー（9:00〜15:00)
⑤スターライトツアー（23:00〜3:00）

ツアーの料金は4WD1台910ボリビアーノと決まっていて、最大定員7名集まれば、1人130ボリビアーノ（約2.210円）で参加できます。

人数を集める為に紙に名前を書いていき、7名揃ったらツアーはそのメンバーで出発しますが、もし人数が揃わなければその人数で910ボリビアーノを払わなければならないそうです。

①は塩湖以外のウユニ観光がセットになった、少しお得なプラン。またこれ以外にも、少し料金は高くなりますが、テーブルや椅子、ベッドまで塩でできた塩のホテルに宿泊付きのツアーなんかもありました。

私たちは取り急ぎ、今日の②16:00〜22:00のサンセット＋スターライトツアーを申し込むことに。メンバーがちょうど７人揃ったので130ボリビアーノで参加できることになりました。

ツアー会社への申し込みが決まったら、次は宿探しです。

時間はまだ朝の8:00。私は穂高岳で荷物とともにお留守番、Mitsuさんは、事前に調べてくれていた宿に空室がないか探しに行ってくれ、３軒目でようやく部屋を確保！

11:00にチェックアウトする人がいるから、その時間に再度来て下さいとのことだったので、それまで穂高岳のソファーで時間を調節させてもらい、宿へ向かいました。

その宿の名前は「RESIDENCIAL Wara del Salar」。トイレシャワーは共同ですが、2ベッドの個室で1人50ボリビアーノ（約850円）。なぜかドミトリーと個室が同じ値段！wifiは一度に大人数が繋ぐと遅かったり落ちてしまいますが、人数少ない時は、ブログアップするには問題ない程度。しかも共有でキッチンも付いているし、ウユニでは洗濯NGの宿が多い中、ここは日当たり良好な洗濯干し場があるのです。