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2016•1•13出発 〜 2017•4•13帰国 《37カ国》  旅のルート

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2016-08-16

今注目のポートランドで人生初のビンテージハント。

約9719kmのアメリカ横断ドライブを20日間かけてゴールし、到着したのはオレンゴン州のポートランド。


ポートランドといえば、最近よく雑誌やインターネットでも特集が組まれていますよね。古い建物をリノベーションして作られたお洒落スポットが多いことでも注目されている場所なのです。

今話題でお洒落なACE HOTELもありますし。ポートランドのACE HOTELは、なんと90年前の建物をリノベーションしたんだとか!

今こういう古い建物をうまく活用しながら新しく蘇らせる温故知新的な施設を日本でも見かけますが、とても素敵ですね。


約3週間かけてのドライブを経て、そんな素敵なポートランドに住んでいる友人に会いに来ました!!

私と同じ中学、高校、大学とずっと同じ学校だった後輩サトキと、その家族が住んでいるのです。


旅に出発する前から、アメリカ横断する時はポートランドに行って、サトキのところへ会いに行けたらいいなぁなんて思いを寄せていて、事前に連絡を入れていました。


かれこれ半年前だったかな。


サトキからの返事は、「もちろん遊びにきなっせ!」と。


ただちょうど私たちが行く予定の月に、日本へ帰省している予定があるから、また日にちが近くなったらお互い連絡を取り合おうということで、旅が始まりました。


南米大陸を終えて、アメリカへ行くスケジュールのめどが大体固まった時に、また改めてサトキへ連絡。


なんとちょうど私たちがポートランドに着く頃と入れ違いで、日本へ帰国しちゃうとのこと、、。


今回会えないのは残念だけど、せっかくだからポートランドには行ってみようか?なんて話をMitsuさんとしていました。


そしたら、サトキから「私と子どもは日本に帰国しちゃってポートランドにはいないけど、旦那はまだその日はポートランドにいるから、よかったらうち使って!」という有難いお言葉をもらったんです。


サトキの旦那さんとは、初対面。私と同じ熊本人で、同い年。初対面の私たちが、友人である奥さんの不在の元家に押しかけても良いものなのか、、、、。



私たちの心配をよそに、サトキから更なる連絡が。


「旦那その日は仕事休みだから、レンタカー返却する空港まで迎えに行くって!私いないけど、気にせず家使ってね~」と。


レンタカー返却したら足が全くなくなる私たち。空港まで迎えに来てもらえるということは、とてもとても助かるのです。



そういうわけで私たちはお言葉に甘えて、友人不在の友人宅へお邪魔をすることになったのです。


サトキの旦那さんの名前はケンタさん。

会った瞬間、私たち2人ともケンタさんにビビビッときました。
何て言うのでしょうか。
同じ匂いがする、同じ類というか、これは意気投合しちゃうな〜というのが。



おそらくこのブログ後半にはなるほどだな、ということが分かるかと思いますが、私たちはあっという間に緊張感がほぐれました。



空港に向かえにきてもらった私たちは、そのままお昼ご飯を食べに行くことに。


ケンタさんおすすめのフォー屋さん。
お店の名前は忘れちゃいましたが、とっても人気店で満員御礼の店内は賑わっていました。



そして肝心のフォー。

別皿で来るモヤシやパクチーなどの野菜をお好みでトッピング。

ボリューム満点でとっても美味し〜!!



お腹を満たした私たちは、いよいよポートランドを案内してもらうことにしました。


有難いことに事前にケンタさんよりポートランドで何がしたい?のリクエストをもらっていたので、リクエストさせてもらっていました。


その中の一つがコレ。

ヴィンテージハント!!


大量に積まれた衣類たちがストックされている倉庫ウェアハウスは、世界中の古着屋バイヤーが仕入れしにくる場所なのです。
わざわざウェアハウスにアポイントをとってくれていて、連れて行ってくれたケンタさん。
一般の人が入れないウェアハウスへケンタさんのお陰で入ることができました!
そう、何を隠そうケンタさんは日本からくる古着屋のバイヤーさんがアメリカへ来た時に、アテンドをされている方だったのです。
ケンタさん自身もヴィンテージを発掘しては日本へ卸をしていたり、ということをされている、まさに私たちの興味深々な分野に携わられている方なのです。
古着屋のバイヤーさんたちは、こんな大量の中から、掘り起こしてヴィンテージハントという名の宝探しをしているとは、想像を絶する現場でした。

まず知識がないと、お宝が眠っていても見逃してしまいますしね。


おや?あるぞ、あるぞ。
何が出てくるかな〜。
おー?
え!?

風車NIKE!
ケンタさんが奥底から大量に発掘しました。70年代のものです。しかもデッドストック!日本では、というよりアメリカでも、なかなかこんなデッドストック状態で見かけることは珍しいのではないでしょうか。


そう、ここオレゴン州はNIKEが生まれた町なのです!NIKEが委託生産していたTシャツメーカーから流れてきたものかなぁ。


2時間ぐらいウェアハウスを掘り起こして、私たちはこれらをゲットしました。

もちろん風車NIKEゲット。
こちらはバックプリントで、
こっちがフロント。
左はMitsuさんサイズで1975年に開催されたマラソン大会のスポンサーで作られたものの可能性が高いやつ。右はサイズでゴツナイキと言われる書体もので私サイズ。

ヴィンテージのチマヨラグ
状態はあまり良くなかったのですが、織り方みると随分古そう。


そしてバンダナ4枚。
このあたりの50〜70年代のバンダナは、後日行くことになるニューヨークのヴィンテージショップで50〜60ドルぐらいで販売されていました。それにしても日本でさえ500円〜1500円前後で売られているのに、アメリカでそれは高すぎやないかい…?


あと写真撮り忘れましたが、アメリカ軍のジャングルファティーグジャケット(3rd)。最近、日本の某有名セレクトショップが3万円ぐらいの値段をつけていました。



以上。
これは卸価格なので公開はできませんが、有難いことにとーーても安く購入できました。



その流れで、お次はアメリカの巨大リサイクルショップ「グッドウィル」へ。
ここは全米におよそ3000店舗も展開しているので、アメリカ在住の方は一度は耳にしたことがある場所なのではないでしょうか。
衣類をはじめ、本や食器、おもちゃや家具まで!
基本的には重さで値段が決まるシステムです。
家具や家電は、その状態によって予め値段が設定されていました。といっても10ドルも出せば、テーブルやソファが買えちゃいます。


ここもスリフトと同様に、すべて無償で寄付されたものなので、なんせ安い!

日本だと引っ越しする時にでる不要な大型電化製品なんか、処分するだけでも料金かかっちゃいますよね。


そんな時にはグッドウィルなどに寄付しちゃえば、タダで引き取ってもらえる上に、捨てられることなく次に誰かが愛用してくれるんです。
素晴らしいシステムだなぁ。
日本にも、こういうのもっと浸透すればいいのにな〜。


兎も角こういう所に、お宝が紛れてるんだよなぁ。いや、ケンタさん曰く、たまに出るらしいです!!


ここで私たちがゲットしたものをご紹介。


アメリカ横断ドライブで、一番感動したと言っても過言ではない、グランドキャニオンの古い地図。
1962年製です。額装したいなぁと思って購入。


そしてこちら。
イギリスの老舗デパートリバティロンドンのシルクスカーフ。しわくちゃですが、シルク用洗剤で洗ってアイロンかければ新品同様です。
シルク100%で、ちゃんとmade in Englandの文字が見えます。何柄か不思議だけど、色が素敵!


そしてまたまたヴィンテージバンダナ。
私たちがバンダナ、バンダナずっと言ってたので、ケンタさんが見つけて譲ってくれました。

これら5点合計88セント!100円以下でこれだけのものが買えちゃうなんて、驚きの安さ。


リバティのシルクスカーフなんて、現行品を定価で買うと1万円ぐらいしますよ?

地図やバンダナも、この年代のもの今じゃ売ってませんよ?

ちょっとしたお宝探しですね♩



お次は、場所を変えてアンティークショップ巡り。
うーん!素敵!
オレゴン州って、先日のredmondの町といい本当にアンティークが多く集まる場所なんですね〜。
古着屋さんも多いけど、雑貨や家具のアンティーク屋さんも豊富。


本当にワクワクしちゃいます。


というか、ワクワクしすぎてMitsuさんも私も始終アドレナリン出っぱなしです。


ミッドセンチュリー家具にも詳しいケンタさん。


私は知識が浅い分野なのですが、Mitsuさんは大好物な分野。


日本にいる時も、近所の質屋から今や1脚数万円するナウガレザーのイームズを1脚1000円、しかも計4脚発掘して、いきなり持って帰ってきたり、表参道の老舗トンカツや「まいせん」の椅子がイームズと分かって、椅子の裏覗いて興奮していたり。

と、よく行く先々で家具をチェックするMitsuさん。とっても楽しそうでした。


なにより、ケンタさんに色々なブランドのことを教えてもらい、とても勉強になりました。


そんなサトキの家でもあり、ケンタさんの家でもあるご自宅に到着〜。


入った瞬間、そのお洒落さにびっくりしました…。
どこかのお店と間違うかのような、物の多さ!
なのに見せる収納が可愛い。
すごい量。
ていうか、収集っぷりが半端ない!しかもレア物が大量に。
私の大好きなピーターマックスまで!
圧巻…


更にガレージの方を案内してもらうと、そこには、私物の靴がずらーり。

そしてケンタさんが発掘してきたお宝たちが倉庫として保管されていました。
うぁ!珍しい白いヴィンテージバンダナがたくさん。
ここガレージですよ?
完全にお店みたい。
いやはやタダモノではない…


これらは日本へ卸す在庫なんですって。すごいなぁ。


今日は初対面にも関わらず、たっぷり色んなポートランドの魅力を紹介してくれたケンタさんに感謝です。ケンタさんと出会ってまだ1日経っていないのに、私たちはすっかり心の扉を開いていました。


同世代で、好きなもののジャンルが同じ、さらに私に至っては同郷。共通のものが多い私たちは、すっかり意気投合!


そんな私たちがヴィンテージ好きでケンタさんと意気投合しそうなのを見越していたサトキ。

自分が居なくても、きっと大丈夫!と思ってくれたのでしょう。

そんなサトキにも、この場を作ってくれて本当に感謝感謝です。


次回のブログは、今注目されているポートランドの食べ物や、ポートランド発祥のブランドと言えば?のファクトリーへ行っちゃいますよ!

お楽しみに〜。


Yoko.





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2 件のコメント :

Misako Yarita さんのコメント...

もう羨ましすぎな出来事ばかりで驚愕ですー!!
友人のお家もお宝ばかりで凄いですね!
かなりワクワクしちゃいました!!
ポートランド、買付けで行ってみたいなぁ…

朝陽と夕陽〜夫婦で世界一周〜 さんのコメント...

こばちゃまー!驚愕のできごと!笑。ほんと刺激をたくさんもらった充実のポートランドだったよ。ポートランド本当にいい町だから行ってみてほしい!