▲旅で撮り収めた写真が本になりました!絶賛発売中!



2016•1•13出発 〜 2017•4•13帰国 《37カ国》  旅のルート

日本→グアテマラ→キューバ→メキシコ→ペルー→ボリビア→アルゼンチン→チリ→アルゼンチン②→チリ②→アルゼンチン③→パラグアイ→ブラジル→アメリカ→イギリス→オランダ→ドイツ→ポーランド→チェコ→オーストリア→ハンガリー→ポーランド②→エストニア→ラトビア→リトアニア→ポーランド③→アイスランド→スペイン→ポルトガル→スペイン②→モロッコ→南アフリカ→ナミビア→ボツワナ→南アフリカ②→マダガスカル→南アフリカ③→ジンバブエ→ボツワナ②→ザンビア→タンザニア→ケニア→アラブ首長国連邦→インド→ネパール→ベトナム→台湾→日本



2016-08-17

ポートランドで今話題のスポットへ。そしてPENDLETONやLanglitz Leathersのフ ァクトリーへ

大注目都市、オレゴン州ポートランド巡りの続きです。

今回は、私たちが滞在中に食べた美味しいグルメのお店と、オレゴン発のファクトリーを見に行った時のことをご紹介したいと思います。


まずはグルメのお店。ほぼ外食していなかった私たちが、ポートランドにきて、その街全体の活気ある雰囲気に完全に呑み込まれたほど面白くて美味しいお店がいっぱい!


★SALT&STRAW
ポートランド発で今一番熱いアイスクリーム屋さん!

超が付くぐらい人気店で何かのイベントでもやってるんじゃないかってぐらい、お店の外まで長蛇の列でした。

ハンドメイドで作られるアイスはどの味も人気。この時でも1時間は待つぐらいの混みようでした。ここでケンタさん流の裏ワザ。同じ味がお持ち帰りようでカップに予め入ったテイクアウトもできるので、私たちはそれを買って家でゆっくり食べることに。幸せでした〜。



★Bollywood Theater
ポートランドでも今注目の本格的な味のインド料理屋さんです。
ポートランド周辺にだけでも4店舗もお店があって、お店の造りもお洒落な空間!私たちが行ったのはランチタイムだったのですが、お客さんのほとんどが女性!女性に人気のお店でした。
インドといえばインドカレー。絶品でした。



★Coava Coffee Roasters
かつて工場だった場所をリノベーションしたコーヒー屋さん。
巨大な工業機械をそのままリメイクしたテーブルなど、雰囲気たっぷりです。
広々とした店内には焙煎のマシーンもあり、挽きたての本格的なコーヒーを堪能することができます。さっぱりしてるんだけど、コクがあって美味しかったです。



★KENNEDY SCHOOL
実際にあったケネディスクールという廃校になった小学校の建物をそのまま活かし、ホテルやレストラン、バー、映画館などの大きな複合施設に生まれ変わりました。
どうやら100年前の1915年に設立された学校のようで、1975年に閉校。その後1997年に買い取ったオーナーのもと、このような形になったんだそうです。
それがまたとーってもお洒落な演出で、アメリカの昔の学校にタイムスリップしにきたような、見ているだけでも楽しめる空間です。ボイラー室がそのままバーになっていたり、各教室がホテルの部屋になっていたり。アイデア次第でこんなにも新鮮になるんだと驚きました。

食事や食事もメニュー豊富。MitsuさんはここでIPAというクラフトビールにどハマりしました。



★ケジャンのお店
韓国料理でも大人気料理、ケジャン!実はポートランドにはケジャンを食べれるお店がたくさんあるんです。
ごめんなさい、ここのお店の名前もメモるのを忘れてしまいましたが、人気店のようで入るのに少し並びました。待った甲斐あってとーても美味しかったです。ケジャンとは、蟹を漬け込みダレで熟成させて焼いたもの。

メニューに書いてあるCRAWFISHこそザリガニ!
ザリガニとカニとエビをいただきました。甘辛い秘伝ダレで熟成されていて、食べるとスパイシー!ジャガイモやコーン、きのこなどの同じタレを絡ませてある野菜をオプションでつけることができます。野菜も美味しかった!
え!?ザリガニという感じですが、お味はシャクのような少し甘みがある感じで美味しくいただきました。




ポートランドは現在、都市開発に力を入れているそうで、お店を開きたい!という若手の起業家たちを支援するプログラムに力を入れているんだとか。
なのでポートランド発の小さな面白いお店が点在し、それが一つの町となって盛り上がっていってるのです。
若手の力で作る新しいポートランド、それが世界各地から注目を集めているなんて素晴らしい取り組みだなぁ!!
アメリカの色んな都市を見てきて、Mitsuさんも私もアメリカだったらここポートランドに一番住みたい町だと思ったほど。

ぱっと見の印象は、都会といってもゴミゴミしてなくて、でも面白いお店が豊富、緑もあって、家族で住むには良い環境そうだな、と感じました。


そんなポートランドには、古くから有名なブランドが誕生しています。

前回の記事にも書いたNIKEは有名な話しですが、その他にもここが有名ですね。


まずは1909年にポートランドで誕生した老舗ウールブランド
★PENDLETON(ペンドルトン)
ファクトリー兼ショップにお邪魔しました。
もともとはネイティヴアメリカンの人々が作る銀製品や高価なものなどとインディアントレードとして作られたのが始まり。インディアンたちは、日常使いから、結婚式やお葬式などの儀式用としてまで、柄によって使い分けて愛用してきたんだそうです。
さらに戦時中は、アメリカ軍へブランケットや軍服を製作し支給していたのもペンドルトンのすごいところ。アメリカの歴史を語る上では外せないブランケットメーカーなのです。
この日はすでに工場が終わっていたのか、工場の様子は見れませんでしたが、メーター売りされているペンドルトンのファブリックや、ハギレなど、好きな人には堪らない場所です。

豊富な柄を持つペンドルトンのファブリックは、ハギレをパッチワークしてポーチやカバン、ラグなどを作る人もいます。

楽しいな〜!

ちなみにこのペンドルトンのクッションは、ケンタさんがハギレを買ってきてパッチワークして作ったものなんですって!

き、き、器用すぎる。売り物みたいで可愛かったな〜。



お次は
★Langlitz Leathers(ラングリッツレザー)
バイカーにはお馴染みのレザーブランドですね。ロス ラングリッツさんによって1947年に創業しました。戦後まもなくレザーブランドを立ち上げるって凄いですね。
ラングリッツも、ここポートランドが発祥。60年間オールハンドメイド、オールオーダーメイドでレザージャケットを作り続け、1日に多くてもたった6着の製作が限度なんですって。
裁断すら機械ではなく手で行われているらしいのです。それは一人一人の身体に合わせて作られたフィット感や微妙な仕様は、機械ではできないからなんですって。それぐらい手間ひまかけた工程のもと、この建物の中で作られています。
ロス ラングリッツさんも、もともとはバイカー。17歳の時にバイク事故に遭い、右足を失いましたが、その後義足をつけて17年間でなんと47個のトロフィーを受賞されています。そのバイクへの燃え上がるような情熱から生まれたレザーブランド。今や世界的に有名ですもんね。これまた好きな人には堪らない空間だと思います。ここも今日は休日。週末とかぶっていたので、残念ながらファクトリー系はどこもお休みでした。


時間があったらDANNERやWESCO、white'sのファクトリー見学もできれば行ってみたかったなぁ〜。


と言うわけで、ケンタさんのお陰で超充実した1泊2日のポートランドツアー。
本当に最高に楽しかったな〜〜。


やっぱりそこに住んでいる(た)人の情報って確実だし、好きなジャンルが同じだとなおどこを切り取っても間違いないですね!!感激でした。


そんな昨日出会ったとは思えないほど意気投合した3人。

最後にケンタさんは私たちにプレゼントをくれたのです。


軍物が好きなMitsuさんに。
ぶっといシルエットが特徴のナイロン混の素材のパンツ。仕様を見ると50年代にアメリカ軍へ支給されていた、極寒地域でパンツの上から履くオーバーパンツこと、M−51のアークティックオーバーパンツでした!


peter maxが好きな私に。
2年前にpeter maxが80年代に出していたシリーズneo maxとAmerican apparelがコラボしたリバーシブルトートバッグ!
うれし!


そしてバンダナ好きな私たちに。
レアなLillian vernonのバンダナを。


なんでそこまで私たちを喜ばせてくれるんですか!!


何も持っていない、できない私たちは、精一杯のお礼にと、これを渡しました。
使いかけのバンダナ。

早速、ケンタさんInstagramに載せてくれていました。

旅で使い込んでいたバンダナなのに気に入ってもらえたみたいで良かった!

これ、実は私たちが3年前に結婚パーティーを行った時に、参列して下さった方に配ったpetermaxならぬhappymaxのバンダナ。

ケンタさんちに額装してあるpetermaxのスカーフととても似ていたので、きっと使ってくれるはず!と託して譲りました。
色落ちには気をつけてね。

それともう一つ。
私たちがドライブの時に使っていたアメリカの国立公園年間パス「America the beutiful pass」。1年間の有効期限内であれば、誰か1人まで譲渡することができるカードです。
発行してから1年間のうちのたった2週間しか使ってないから、丸々1年間有効。そんな私たちが使っていたカードを、ケンタさん家族に譲渡しました。私たちが行きたかったイエローストーン、ぜひ家族で行ってね。




そして最後の最後までに、これからニューヨークに向かう私たちを、ポートランド空港まで車で送ってくれたケンタさん。

本当にポートランドに来れて、そしてケンタさんに出会えて最高の2日間でした。

もともとこの場を作ってくれた、ケンタさんの奥さんでもあり、私の後輩でもあるサトキやちびっ子たちに会えなかったのは残念だったけど、また熊本で再会できる日を楽しみにしています。

本当にありがとう。


Yoko.





〜ブログランキングに参加しています〜
1日1回のクリックでランキングに反映されます。
▼今日も読んだよ!の応援よろしくお願いします!




【mont-bell アウトドア義援隊ご協力のお願い】
今回起きた熊本地震の発生に伴い、私たちの旅のスポンサーであるmont-bellでは義援金を受付中です。皆様のご協力よろしくお願い致します。

東日本大震災の時に集まった援助金は、一人10.000円を被災地で暮らす830名の方へお見舞い金として援助された他、緊急に必要とされた物資や、燃料を購入し配布されました。
詳細はこちら


0 件のコメント :