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2016•1•13出発 〜 2017•4•13帰国 《37カ国》  旅のルート

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2017-03-14

マダガスカルの首都アンタナナリボはこんなところ

泊まっているSOLE HOTELの窓から見下ろす景色は、賑わう商店街が見えました。

ここアンタナナリボ(地元の人は略して〝タナ〟と呼ぶ。ブログでも以後タナとします。)は、マダガスカルの首都。国の中央に位置しており、平均高度が800〜1800mの高原地帯にある為、他のエリアより過ごしやすい気温なんだとか。


マダガスカル2日目のこの日は、タナを散策してみることにしました。
かつてフランスの植民地だったマダガスカルは、車のナンバーもフランスナンバーのままのものがチラホラ。
この白い車体が目印のレトロな車は、マダガスカルのタクシーなのです。地域によって車体の色が異なるようで、ここタナの中心部では白色で統一されていました。可愛い。
マダガスカルは、発展途上国。首都と言えど大通りから一歩入ると、道もこんな感じで壊れたまま。普通に地元の人はこの道を通るのです。昼間の明るい時間は、停電や断水も当たり前。
マダガスカル最大の市場、アナケラリーマーケットに続く階段には、これまたズラリと露店が続き、毎日が祭りのような賑わいです。上段からは、マーケットの様子が遠くまで見ることができてよい眺め!
ラフィア椰子の産地でもあるこの国は、ラフィア素材のバッグやハットも沢山売られていました。
あの高級ラフィアブランド「Helen kaminski(ヘレン カミンスキー)」のラフィアも、マダガスカル産のラフィア使ってますから、そうと知るだけでそのクオリティの高さは安心感ありますよね。

ちなみに同ブランドの設立最初のラフィア工房もマダガスカルだったんだそうです。
その他にも、革製品の露店なんかもありました。
あと、いつの時代のものを販売してるのか分からないような、レトロなタイプライターの露店まで!とにかく様々なジャンルのお店が階段にギッシリと並んでいるのです。
階段を降りきったところには、野菜やフルーツなどの生鮮食品が並び、庶民の台所のよう。
移動しながら販売されている方もいらっしゃるのですが、このバナナを売る方のバランス感覚に釘付けでした。すごい!!
お洋服やさんも露店。活気に満ち溢れた見えるマーケットですが、実はマダガスカルは貧困の家庭も多く、学校に通っていない子供たちが約40%ほど占めるそう。昼間から子ども達もこのようにお仕事しているのです。これから1ヶ月の滞在中、のちにこのような光景を様々な場所で目の当たりにすることになるのですが、色々考えさせられるものがあったな…。
フランスの影響がとても強いマダガスカル。公用語はマダガスカル語ですが、学校に通っていた人々はフランス語を話すことができます。ただ私たちフランス語が理解する事ができません。。。更にマダガスカルは英語が通じる所も少なく、特に田舎町ではコミュニケーションを取ることが大変。私たちは簡単なマダガスカル語を覚えることにしたのです。


マナオーナー=こんにちは
ミソーチャ=ありがとう
ツァーラ!=いいね!美味しい!
ヴェルーマ=さようなら
オッチィンナ?=いくらですか?


覚えたのはこの程度ですが、英語が全く通じない地域ではこれだけ覚えとくだけでも、だいぶ笑顔になってくれます。


物価がとても安いマダガスカルですが、どんだけ安いかというと、例えばこのスプライトの瓶1本700アリアリ(約25円)。
あとミネラルウォーター1Lで、だいたい1000アリアリ(約37円)。安いです。
ビールなんかは、750mlでだいたい2500アリアリ(約92円)。味も美味しいです。
マダガスカルでの飲料は、ジュースもアルコールもこのようにリサイクルできる瓶が主流で缶は殆どなく、飲んだ後瓶を返却すると瓶代が戻ってくるというシステム!ゴミも出ないしエコです。

ペットボトルの飲料水も無くはないので、このように植物油を購入する時なんかで容器として再利用するのです。

アナケラリーマーケットを歩いていると、気になるお店がありました。それはスタンプ屋さん。
ゴム板をカッターナイフで器用に削り、繊細な絵を作り上げていく姿はお見事!!
こんな感じでね。ちょっと、すごくないですか。
ここタナでは、カッターナイフ作スタンプ屋さんは名物なんだかとか。たしかにこの付近だけでも20軒ほどは見かけました。
そんなひしめき合うマダガスカルのスタンプ業界。だいたいはお土産用としてマダガスカルを代表とする動植物や乗り物がスタンプに施されていて、相場は1個につき5000アリアリ(約185円)。沢山作るとディウカウントも可能のよう。どのお店も同じ感じ、かと思っていたのですが、、、たまたま通りかかったあるスタンプ屋さんを覗いてみると、まぁ緻密で綺麗な仕上がり。
この方、上手そう!!と魅入ってしまった結果、作っちゃいましたよねー、佐藤判子。
うん!可愛い!
私たちが選んだ絵柄は、マダガスカルの原産の木〝ラベナラ〟と呼ばれる通称[旅人の木]と、これから沢山お世話になるマダガスカルの代表的な移動手段[タクシーブルース]を組み合わせてもらいました。

絵柄のベースは普段作り貯めしているみたいで、後は名前を掘るだけって状態なので、10分ぐらいで仕上げてくれました。もちろん、ゼロからのオーダーも可能。


その私たちのハートを虜にしてしまったスタンプ職人の彼がこちら。
笑顔が素敵なディナーさん。巧みな技術を持つ彼は、観光客のみならず、地元のお店や企業のカンパニースタンプを作るほど、いつもオーダーがひっきりなしに入っている様子でした。

お気に入りのスタンプを手に入れた私たちは、賑わっていたマーケットから離れ、住宅街のほうへ行ってみることに。車が可愛すぎる!
住居はこのようにレンガとトタン屋根を組み合わせた家が多い印象でした。
洗濯物は、平置きスタイルが多め。
私たちが訪れたのがクリスマス前だったこともあり、クリスマスを意識した人々にも遭遇しましたよ。
町中ではツリーを売る人も見かけましたしね!真夏のメリークリスマスですね〜。


あ、宿を変えてみました。この赤い建物です。
移動したのは、昨日泊まっていた宿より安い「ISORAKA HOTEL」という安宿へ。ダブルでも部屋のタイプは2種類あって、狭いお部屋が1部屋46000アリアリ(約1.702円)、ベランダ付きの広いお部屋が1部屋55000アリアリ(約2.035円)。朝食は無しですが、どちらも部屋にトイレとシャワーが付いているので、そう考えると安いですね。

肝心な部屋の写真を撮るのを忘れました、、、

狭い部屋、広い部屋、両方とも泊まりましたが、狭い部屋はwifi届かないけれど部屋から見える景色は絶景!
広い部屋は、wifiも届くしベランダ付きで広々快適です。

今日1日タナを歩いてみただけでも、とても面白かったなー。


Yoko.





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