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2017-01-12

【フェズ→メルズーガ】サハラ砂漠へ向けて8時間のタクシー移動

男性から女性まで、様々なモノ作りをしている職人さんたちに感激したフェズ。本当に面白い街でした。


革製品だったり、陶器やゼリージュだったり、あんな作業工程を目の当たりにしたら、これから見るモロッコのあらゆるモノに対する見方が変わって来たような気がします。

モロッコ文化の良いものを見せてもらったなぁ。


モロッコと言えば、このようなモノづくりも有名ですが、もうひとつ【THE モロッコ】をのイメージを位置づけているものが、サハラ砂漠とラクダの組み合わせ。

どうやらサハラ砂漠ツアーに参加して、ラクダに乗ることができるみたい!
教科書で習った、あのサハラ砂漠の地へ足を踏み入れることができるなんて、本当に楽しみで仕方がありません。


サハラ砂漠は、南極大陸に次いで世界で2番目に大きな砂漠地帯。アフリカ大陸の北部に位置しています。

その大きさは、実にアフリカ大陸の3分の1を占め、なんとアメリカ合衆国と同等の面積なんだとか。


ここモロッコだけでなく、お隣のアルジェリアやモーリタニア、チュニジアやエジプト、マリやスーダンなどにまたがっているんだそう。


広いなぁ〜サハラ砂漠!!!


モロッコのサハラ砂漠に行くにはいくつかの拠点となる町が存在するのですが、私たちが向かうのは《メルズーガ》という砂漠からほど近い場所にある小さな町です。

フェズからメルズーガまで行くにはは、片道8〜9時間かけて、国営バスsupratour社の夜行バスで移動するという方法が旅人の中では主流。値段は170ディルハム+荷物代5ディルハムなので、約2100円。ちなみに現在走っているバスは夜行バス1日1本のみの運行らしく、早めにチケット取っておかないと満席になる可能性も大。私たちもこれで行く気満々でした。


するとフェズの安宿に泊まっていたback home fezのオーナー、ワジから
「メルズーガまでの道のりを夜行バスで行くなんて勿体無い!!その道は、モロッコ人も誇りに思う絶景ロードだから、是非明るい時に通って見て欲しい!!」と。


な、なにー?そうなの?!


ワジから言われるまで、そんな絶景ロードを通るなんて知りませんでした。


確かに、夜行バスで行くと真っ暗で何も見えないもんなぁ。


そこでワジからの提案がありました。今の所バスだと夜行しかないから、タクシーで行くのはどう?と。


8〜9時間タクシー移動だなんて、一体いくら掛かるのよ。


そんな一番気になる料金を聞くと、1人300ディルハム(約3600円)でいってくれるらしい!


お!予想してたより高くないかも!


どうやらタクシーと言ってもミニバンみたいな大きさがあって、相乗りタクシーとのこと。モロッコではグランタクシーと言って、長距離タクシーのことを指すんですって。


昼間のうちに移動できて絶景ロード通れるならアリかも。


ということで、私たちはフェズからメルズーガまでの約8時間もの距離をグランタクシーで移動することにしました。


タクシードライバーは、これまたワジのお知り合いの方で、出発当日は朝7時に宿を出発。ピックアップも宿なので楽ちんです。

この方がタクシードライバーさん。常に私たちに気を配って下さり、とても優しい方でした。


こちらが今回乗るグランタクシー。

私たちを乗せたタクシーは、暫くしておそらく予約をされていたと思われるモロッコ人の女性たちをピックアップしに行き、一行はメルズーガ方面へと向かいます。

相乗りタクシーと言えど、朝ごはん食べる為に途中のカフェに寄ってくれたり、

見晴らしの良い場所だと、わざわざ車を止めてくれて「写真撮る?」と声かけてくれたり。

野生の猿が大群でいた時も、車を止めてくれました。

結構、猿大きい!

これはワジが私たちの為に、たまに休憩や写真スポットでは止まってあげてね、とドライバーさんにお願いしてくれたのでした。や、優しい、、、

一緒に乗車している女性たちも、私たちのことは気にせず休憩しておいで〜みたいな暖かい対応で接してくれ、至れり尽くせりな移動!!

移動中、車内では買っておいたお菓子をみんなで食べたり、路上で売ってるリンゴをドライバーさんが買ってきてくれてみんなでシェアしたり。終始和やかな雰囲気。

あっ、言っておきますがドライバーさんも一緒に乗車している女性たちも英語が殆ど話せないし、私たちはアラビア語が話せないので、会話はボディランゲージです。笑

なんとかなるもんですね。
乗車している8時間は、結構短く感じました。


私たちが見た景色はと言いますと…

渓谷がなんとも壮大!!

乾いた土色に生えている緑地が圧巻です。オアシス〜。

映画の世界のようで、まさに絶景ロード。

途中にはエメラルドグリーンの色をした湖があったり。

雪が積もったアトラス山脈も少しだけ見えました。

砂漠が近いんだなぁということを物語る、土壁の建物も続々と出現。

ワジが言っていた通り、ここを夜行バスで通っていたら見ることができなかった景色たち。昼間来て大正解でした。

バス会社さん、昼間の運行も是非ご検討くださいませ!


絶景ロードを満喫しながらドライブを楽しんでいると、あっという間の8時間。私たちは予約していたメルズーガのホテルまで送ってもらいました。奥にはサハラ砂漠が見えるではありませんかー。

今晩のホテルはこちら!

リアドマムーシュ。

ここが本当に素敵なホテルだこと。

屋上に上がると、目の前はサハラ砂漠!
写真を見てご察しの通り。明らかに安宿ではないし、シングルのお部屋でも4000円以上はする立派なホテルなのです。

可愛いモロッコならではのデザインが随所に取り入れられていて、胸キュン。


節約旅行者の私たちが、なぜこんな所にいるのかと言いますと。

このホテル、「バックパッカー応援プラン」と言って、その名の通りバックパッカー向けのお手頃プランがあり、それで宿泊することができるんです。
施設内素敵だけど、やってることも素敵!

その内容というのが、朝、晩飯2食付きで、お部屋はバックパッカーの相部屋で宿泊(8つベッドが並んでました)。これで1人150ディルハム(約1800円)です。

まぁ1800円という料金は、今の私たちの宿泊費に比べると決して安くはないのですが、施設内は自由に使わせてもらえるし、食事がとても美味しいし、なんとも贅沢した気分。

朝食

晩食は前菜はサラダやスープ、メインはタジン鍋、デザートに果物まで。
毎回結構、お腹いっぱい。いやぁ食事代込みと思うと安いか!


リアドマムーシュのオーナーさんは日本語ペラペラで、実は東京にタジン鍋屋さんのレストランを経営されているほど。ホテルのフロントには、日本の物がチラホラありました。

そりゃ食事が美味しいはずだ。

私たちはメルズーガに来た最大の目的、サハラ砂漠でラクダに乗って1泊キャンプして戻ってくるという砂漠ツアーも、このホテルでお願いしました。

フェズからのタクシー移動も快適だったし、これからのメルズーガ滞在も優雅な気分にさせてくれるし、モロッコにゾッコンです。

Yoko.





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