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2016•1•13出発 〜 2017•4•13帰国 《37カ国》  旅のルート

日本→グアテマラ→キューバ→メキシコ→ペルー→ボリビア→アルゼンチン→チリ→アルゼンチン②→チリ②→アルゼンチン③→パラグアイ→ブラジル→アメリカ→イギリス→オランダ→ドイツ→ポーランド→チェコ→オーストリア→ハンガリー→ポーランド②→エストニア→ラトビア→リトアニア→ポーランド③→アイスランド→スペイン→ポルトガル→スペイン②→モロッコ→南アフリカ→ナミビア→ボツワナ→南アフリカ②→マダガスカル→南アフリカ③→ジンバブエ→ボツワナ②→ザンビア→タンザニア→ケニア→アラブ首長国連邦→インド→ネパール→ベトナム→台湾→日本



2017-04-08

走行中にタイヤが外れたタクシーブルース

Mitsuさん原因不明の体調不良に、静かに年越しを迎えることになった2016年から2017年にかけてのカウントダウン。

ビーチ沿いでは花火が上がり、部屋の中にいても、わいわい聞こえる観光客と地元の若者たちの声が響き渡って聞こえています。

そんなの関係なく、ぐったり寝込むMitsuさん。
翌日の元旦もしっかりと休養しました。

体調も回復し、熱も下がってきたみたい!

はぁ〜マラリアじゃなくて本当に良かった!!!
結局何が原因だったのか分からないまま、回復しました。

1月2日、Mitsuさんも完全に復活し、約1週間過ごしたノシベを出て、首都のタナへ戻ることにしました。

お世話になったアンバトゥルアカにあるHOTEL BARRACUTAのスタッフさんにお別れを告げ、再度スピードボートに乗ってマダガスカル本島へ戻る為に港へ向かいます。
この場所へ来るときにボラれて嫌な思いをしたトゥクトゥクは避け、今回はタクシーで向かいました。2人で10000アリアリ(約370円)。相場より少し高い気もしますが、以前トゥクトゥクで請求された25000アリアリ(約925円)よりは安いのでお願いしました。
20分ぐらいで港に到着。
スピードボートのチケット売り場で、地元の方々に混じって並んで購入しました。
どうやら、ここノシベから首都タナまでのボート+ミニバス+タクシーブルースのセットチケットが1人65000アリアリ(約2400円)〜70000アリアリ(約2590円)ぐらいのお得価格で販売されているということを、旅人さんのブログで読んだことがあったのですが、チケット代は一括で払ってもボートもミニバスもタクシーブルースも運営会社が異なる為、たらい回しにされて散々だった、と書いていらっしゃった方がいたので、私たちは別々に購入にすることにしました。

値段は行きと同じ1人12000アリアリ(約444円)。
マダガスカル本島から、ノシベのような離島へは物資の行き来も多いようで、荷物を運ぶコンテナならぬ籠も、たくさんボートに積み込まれていました。これは空っぽの籠でしたが。
いざ、本島へ出発!
先に出発した、どんこスピードのボートを横目に、私たちが乗ったスピードボートはグイグイスピードをあげて進んでいきます。
たまに大型船の近くを通ったり、
島と島を結ぶ大切なボートは、一般車まで運びますよ。すごいな、この風景。
30分のスピードボートを楽しみ、アンキフェの港に到着。そこからアンバンジャという町までミニバスに乗りかえます。ミニバンはひとり4000アリアリ(約148円)なのですが、案の定ふっかけて請求されましたが、Mitsuさんの事前下調べのお陰で適正価格で支払い成功。

そこからさらにプスプスと呼ばれる自転車タクシーに乗ってアンバンジャの長距離バスターミナルまで向かいます。10分ぐらい乗って1台2000アリアリ(約74円)でした。
そして長距離バスターミナルで、首都タナ行きのタクシーブルースを探します。タナ行きのタクシーブルースはかなり多くの会社から出ているので、簡単に見つかると思います。私たちは、ミニバンで隣に座っていた女性がたまたま同じ首都タナへ行くということだったので、その女性と一緒にKOFMADという会社でチケットを購入。
チケット代は一人60000アリアリ(約2220円)。約900kmの距離、タクシーブルース乗車24時間の旅です。長いなぁ、、、、、。
今回の席は、事前予約をしていなかったので快適と言われているドライバーの後部座席を取ることができませんでしたが、ドア付近から離れている左側窓際の席を確保することができたので、まぁ悪くはなさそう。私たちが走るタクシーブルースの前にも、たっぷり荷物を積み込んだタクシーブルースが走っていました。天井に積まれた荷物の多さにも、もはや驚かなくなってきました。慣れって怖い。
チョコレートのような川を渡り、
小さな八百屋さんの前を通りながら風景を楽しみました。
昼だろうが、夜だろうが爆音の音楽が流れているタクシーブルースですが、眠りに着いたらこっちのもんです。長い移動も短く感じますしね。
旅に出る前は、車で24時間移動しっ放しだなんてありえない!と思っていましたが、だいぶ忍耐力も着いたようです。笑

そんなリラックスしたもん勝ちと自ら暗示をかけ、Mitsuさんも私も爆睡をしていた時のこと。
突然「ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴーーーーーー!!!!」と一瞬で目が覚めるような変な音と振動が伝わってきたのです。

なになになに!!!????

慌てて、乗車していた全員がタクシーブルースの外へ出てみると。
ホイールがぐじゃぐじゃになったタイヤが、コロコロ〜って転がってるではありませんか!!!
嘘でしょ・・・・。

タイヤのパンクは日常茶飯事。荷物を乗せすぎて、完全に重量オーバーなのではないでしょうか。今回のようにパンクではなく、タイヤごと吹っ飛んでいくのも日常茶飯事なのかは分かりませんが、たまたま対向車がいなかったことや、車体が横転しなかったことが本当に幸いでした。

この事態を冷静に対応するドライバー。しかしホイール部分が破損している為、タイヤ交換すらできない状態でした。タナまでは、車であと1時間という直前での出来事。

すぐにタクシーブルースが復活することが難しいと判断したドライバーは、天井に積んでいた私たちの荷物を次々に降ろし、通りがかりの車かタクシーブルースをヒッチハイクしてタナまで戻ってくれということになりました。

私たちは他の乗客と一緒に、たまたま通りかかった相乗りミニバスみたいなのに乗ることができ、タナへ無事に戻ることができました〜。

ノシべからボートやミニバスを乗り継ぎ、タクシーブルースで22時間移動した上に、タイヤが外れて足止め1時間、そこから2回の乗り換えだったので、宿に着いた頃には結構ぐったり。
また都会の喧騒の町に久々戻ってくると、ゆっくり過ごしたノシべのような田舎がまた恋しくなってきました。

私たちは、やっぱり都会より田舎のほうが合っているのかも。


(※なぜか今回の記事をPCで見ると、写真がいつもより小さいサイズでアップされてしまいます。どうやってもこのサイズから大きくならず・・・。御了承ください。)



Yoko.





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