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2016•1•13出発 〜 2017•4•13帰国 《37カ国》  旅のルート

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2016-04-23

フィッツ・ロイ トレッキング3日目: あっという間の3日間。いよいよラストデ イ!なんだか寂しいな。

朝起きてまず確認したこと…

テントがネズミに齧られてないか…

大丈夫でしたー!
ほっ。


今日はあいにくの曇り空。昨日とは打って変わって、分厚い雲が太陽の光を遮って寒い〜。


朝8時頃、私は朝ご飯の準備。
空を見上げるとそろそろ朝陽の時間の様子。

Mitsuさんは、急いでカメラを持ってキャンプ場の脇に見にいきました。


15分ぐらいして戻ってきたMitsuさん。

Mitsuさん曰く、雲が多いのに見れたらしい!

その時の様子がこちら。
昨日見れたフィッツ・ロイの山を照らす朝陽のように、徐々に上の方から赤く染まり、暫くすると全体的に色が薄くなっていったとのこと!

朝陽でこんなに山が染まるなんて本当に神秘的。きっと、この岩峰に積もる雪という環境条件だからこそ、そこに反射する朝陽が「燃えた」ように見え、絶景となるのでしょう。

自然の恵みって本当に素晴らしい!!




朝ご飯を食べた後は、今いるキャンプ場デ アゴストニからほど近いトーレ湖を見に行きます。

ごつこつした岩場を登り、歩くこと10分。トーレ湖が見えてきました!
山から湖にかけて、流れるように見える氷河。
これもまた何百年もかけて、山に降り積もった雪に圧力がかかり、氷河となっていったものなのです。
ここの氷河は、グランデ氷河と呼ばれ、ガイドさん同伴のもと氷河の上を歩くトレッキングができるらしい!


湖畔には、崩れ落ちた氷河があちらこちらに浮いています。 

湖の周りは丘になっているので、登ってみることに。
かなり石コロだらけ。一応トレッキングルートになっているのですが、どこが道なのか分からないほど。
紅葉していて可愛い葉っぱ。

丘の上から見下ろすトーレ湖、そして右側に見える険しいセロ・トーレ、その左の山アデラが一望!
ここもミラドール(展望台)となっている場所。
晴れ間に青空が見えるけど、この雲がなかったら、もっと綺麗なんだろうなぁ!
 キャンプ場に戻り、テントを片付けて今日はエル・チャルテンの町まで下山します。

さっきまでの厚い雲が少しずつ変形していき、笠雲のような絵に描いたような小さな雲がたくさんできていました。
曇って本当にいろんな表情見せて面白いなあ。


「ふぅ〜、疲れた〜。」

ちょっとひと休みです。
背負い始めは軽く感じていたバッグパックも、歩き続けていると、ずどーんと肩に重たくのしかかってくるかのように感じます。
ついに、エル・チャルテンの標識が!

あの重なった丘を越えたら、もうすぐ町です!!

丘と丘の間には川が流れています。
どんどん下ります。

そしてついに、エル・チャルテンの町が見えてきましたー!!
このあたりは鹿が多く生息しているらしく、鹿ゾーンの看板が!
そして、トーレ湖までの行き方を記した看板が出てきました!

ここの登山口から日帰りでトーレ湖を目指す人も多いようです。


そして町の登山口に到着〜!
今日だけで、約6時間のトレッキング!

そして2泊3日のフィッツ・ロイ トレッキングが無事終了です。
3日間で40kmぐらい歩いていました。

ちなみにパイネの時が55kmだったので、パイネの4泊5日の日程と比較すれば楽勝!過酷だったパイネトレッキングを経験していたので、登り下りが少ない今回のフィッツ・ロイ トレッキングがとてもラクに感じました。しかも絶景続きで、感動しっぱなし。

トレッキング終わったあとにMitsuさんに、質問してみました。

「パイネとフィッツロイ、どっちのトレッキングがよかった?」

そしたら、こんな返答。

「どっちも。どっちかなんて決めれない。」


それも納得。パイネは色んな場所に行けて様々な景色が一度に見れたし、フィッツ・ロイは天気にも恵まれ、紅葉も綺麗だったしね。


ちなみに私は同じ質問を返されて、フィッツ・ロイ!と答えました。やっぱりあの燃えるフィッツ・ロイ、その後黄金に輝く姿に感動でした。そして何よりPatagoniaのモデルとなったルーツを探る旅として相応しいフィッツ・ロイ!


本当に一生忘れられない素晴らしい景色に出会うことができたトレッキングでした。

上から(時間)
8:12
8:10
8:06
8:05
8:01

朝陽を浴びるフィッツ・ロイのカメレオン感に心奪われました。


アウトドアブランドPatagoniaの創立者イヴォンがブランド名にするほど、この地を気にいる理由がわかった気がするなあ。




Yoko.





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2 件のコメント :

匿名 さんのコメント...

しかし絶景だらけだね。。
マルヤマ

朝陽と夕陽〜夫婦で世界一周〜 さんのコメント...

マルさん
絶景続きで食料さえ続けばずっと居たかったです。現在はパタゴニア抜けてしまったので寂しです...
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