アイスランドは各家庭のシャワーも温泉だったり、蛇口から出てくる水もどこか硫黄くさかったり、と温泉大国です。
アメリカ横断でもレンタカーを借りて車中泊をしていた私たちですが、その時期はちょうど夏だったので、海水浴のついでにビーチについているシャワーを利用したり、キャンプ場でシャワーを浴びたりしていました。
しかしアイスランドのこの時期は寒いため、ビーチのシャワーも浴びれなければ、キャンプ場も閉まっているところも多くて浴びれません、、
そんなに汗はかいていないけど、冷え切った身体を温めたい!
そんなアイスランドでのお風呂問題、ご紹介します。
①大自然の中にある秘湯へ
これは、アイスランドならではの醍醐味。
えっ!?こんなところに温泉が?!と思うような場所でも、いろんなところで温泉が沸々と湧き出ているのです。
写真に写っているここは、オフライン地図アプリmapsmeで「hot spring」と検索したら出ていた温泉。それは山や池に囲まれていてる壮大な自然の中にポツリとありました。
ガイドブックにも載っていないようなマニアックな場所だったので、最初はたどり着くか不安でしたが、車を停めて暫く歩いていると、湯気が出ているところを発見。
温泉は人間が入るのに丁度良い穴の深さ、そして温度もやや熱めの42度ぐらいはありそうな感じ。この穴からお湯が湧き出てるので常に綺麗だし、日本の温泉に入っている感覚に近く最高でした!
もちろん無料です。
②町のプールへ
アイスランドのサークルロード沿いには小さい町がたくさん点在しているのですが、たいていの町にプールがあります。
こんな寒い時期にプールだなんて!と思うかもしれませんが、ここアイスランドのプールの水は温泉からできています。
なので、温水であったかいんです。
施設内には、25m走の競泳用のプールから、滑り台、子供用の浅いプールまで様々な形があるのですが、基本的には競泳用のプールはヌルめの温水。
それとは別に、38~40度ぐらいの熱さの小さめのプール(もはや浴槽)があるので、とっても心地がいい!硫黄の香りが漂い、もはや温泉につかりに来ている気分になります。
そして嬉しいのが、施設によってはサウナもあるということ!
更衣室には、たいてい温水シャワーのところに無料でボディソープが備え付けられているのでここでじゃぶじゃぶ身体を洗います。
プールの入園料は、だいたい700~800クローナ(約700円〜800円)です。安くはありませんが、宿に泊まるよりは安上がりだし、温泉も満喫!
③世界最大の温泉施設、ブルーラグーンへ
首都レイキャビックから車で40分のところにある、世界最大の露天風呂!
その名の通り、青い乳白色をしたとても綺麗な色をしています。
アイスランドの観光スポット的存在のブルーラグーンは、発電用に湧き出た温泉を利用して造られた温泉施設。
ここはミネラルがたっぷりと含まれた温泉治療効能があり、皮膚病の人にもとっても良いんだとか!
サウナや泥パックも楽しみながら、広大な敷地はとっても幻想的でした。
ちなみにここでは天気が良い夜は、オーロラ観測スポットとしても有名。
私たちが訪れた日はあいにくの曇り空だったので見ることはできませんでしたが、温泉につかりながらオーロラ観測ができるなんて、最高の贅沢ですね。
とっても楽しいブルーラグーンですが、ネックなのが高額な入園料。
予約制でなんと一人40ユーロ(約4600円)という、なかなか気軽に行ける料金ではないのですが、私たちはアイスランド最終夜にちょっとした贅沢を味わいました。
アイスランドでは、温泉は基本的に水着着用なので水着を忘れずに持って行きましょう!
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