▲旅で撮り収めた写真が本になりました!絶賛発売中!



2016•1•13出発 〜 2017•4•13帰国 《37カ国》  旅のルート

日本→グアテマラ→キューバ→メキシコ→ペルー→ボリビア→アルゼンチン→チリ→アルゼンチン②→チリ②→アルゼンチン③→パラグアイ→ブラジル→アメリカ→イギリス→オランダ→ドイツ→ポーランド→チェコ→オーストリア→ハンガリー→ポーランド②→エストニア→ラトビア→リトアニア→ポーランド③→アイスランド→スペイン→ポルトガル→スペイン②→モロッコ→南アフリカ→ナミビア→ボツワナ→南アフリカ②→マダガスカル→南アフリカ③→ジンバブエ→ボツワナ②→ザンビア→タンザニア→ケニア→アラブ首長国連邦→インド→ネパール→ベトナム→台湾→日本



2017-09-08

コーヒーの名産キリマンジャロにて。初めてのコーヒー農園見学

ダラダラから降りて1時間ちょっと歩いたところで、ようやく目的のコーヒー農園に到着!
 目の前にはキリマンジャロを眺めることができ、ジャングル地帯の中!!
コーヒー農園に入ってからは農園の方たちが出迎えてくれ、説明も農園の方にバトンタッチです。

コーヒー豆はどこだー???
探しても見当たりません、コーヒーの豆が実っている木が・・・・。
どうやら収穫の時期は7月から1月らしく、私たちが訪問した2月は今年度の収穫が終わってしまって間もない時期だったようです。
ところで、皆さんはコーヒーはどんな地域で育つかご存知でしょうか。

コーヒーは育てるのが非常に難しい植物と言われており、雨、日当たり、温度、土質の条件を満たした場所でないと育たないんだそうです。成長期に雨が多く、収獲期に乾燥している、つまり雨季と乾季があるという環境が絶対条件で、日差しが強すぎると枯れてしまう為、程よく日陰がある場所ということも条件の一つなんだそうです。

強そうな木なのに、意外とデリケート。
そんな気候や条件が揃う場所というのは、実は赤道付近の山や高地が多く、「暑いはずの地域にありながら高度が500m~2500mの高地」というのがコーヒーの木を育てるのに最適なんですって。この地帯が、いわゆるコーヒーベルトと呼ばれるコーヒーの産地になっているのです。
参考画像
なので日本の気候ではコーヒー栽培は難しいんですね。


私たちが訪れたキリマンジャロのコーヒー農園にはバナナの木がたくさん生い茂っており、これもコーヒーの木に適度な日陰を作ってあげることが目的なんですって。
なるほど〜。勉強になります。

コーヒーの豆は、収穫する時は実は真っ赤に熟れた実。
摘んだ果実はこの機械で脱殻し、取り除かれた果実は肥料になるんだそうです。この機械は海外からの輸入物なんだぞー!と自慢げにご紹介いただきました。
そして脱穀したコーヒーの実から取った豆を水につけてアク抜きをして、10日間ほど天日干しをして乾燥させた物が、こちら。
 ピーナッツみたいな色味に近い感じ。
 この豆を使って、美味しいキリマンジャロコーヒーを淹れてもらえることに。
その方法も、これまた超原始的!!全て手作業なんです。
 昔ながらの杵と臼を使って、コーヒー豆を叩いていきます。
 私たちにもやらせてもらいましたよ!
 みんなで交代しながら
 ドンドンと叩きますよ〜。
これがみんなで歌ってくれるから、楽しい♩(時々日本語も聞こえてきますw)

 これがミルの変わりかな?と思っていたら・・・
豆についている薄皮を剥がす作業だったみたい。
 そして、ざるを使って薄皮を飛ばすように仕分けします。
 薄皮がなくなったら、今度は焙煎です。
均等に熱が入るように、棒でかき回しますよ。
徐々にコーヒー豆が茶色になっていき、コーヒーのいい香りが漂ってきました〜。
何をするにも歌を歌って楽しませてくれる彼ら。
ツアーは私たちふたりだけなのに、みんなで歌ってくれたり踊ってくれて楽しかった〜!
いい感じ〜。
そして、焙煎完了!!!できたてホヤホヤで、めちゃくちゃ良い香りが漂ってきます。早く飲みたいなぁ。
そして再度、杵と臼を使って細かく砕いていきます!いわゆるこれがコーヒーミルですね。
砕き終わったら、今度は ふるいにかけて
さらに細かい粒だけを取り出します。
おぉぉ〜、さらっさら。
好きな絵描いて良いよーとのことだったので、スマイルマークを描きました。
コーヒーが飲めるまで、あとちょっとです!
さらっさらになったコーヒーの粉を、沸騰したお湯の中に、なんとダイレクトに投入!!フィルターとか何も使わないのですね。
と思ったらグツグツ煮出した最後に、フィルター的なこしきで、こしていました。
こうして、原始的なコーヒーの淹れ方教室が終了〜!
そして淹れたてのコーヒーをいただきます。持参してきていた豆を摘みながら。
とーーーーっても美味しいじゃないですかー!!!!
香りが強くて、濃くがあるのに苦くなく、全くくどくないので飲みやすい〜。あとキリマンジャロコーヒーは少し酸味があるのも特徴的。
コーヒーカップに並々注いでくれたのですが、ゴクゴク飲んじゃいました。お代わり勧められましたが、さすがに1杯で結構です、となりましたが。そしてオーガニックコーヒーだから子供でも飲めるんだ!と仰っていました。

コーヒーを飲みながらくつろいでいたら、フルーツ盛りを出してくれましたよ。
フルーツ盛りにキュウリ??!どうやらアフリカではキュウリはフルーツの立ち位置のようです。

コーヒー園出るときに素敵な叔母様がいらっしゃったので、写真を撮らせてもらいました!
たったひとりUS10ドル(約1.100円)でこんなに楽しめるなんて、最高なコストパフォーマンス。コーヒー園を訪問できて満喫しました。また来た道をダラダラ乗り場まで歩き、ダラダラに乗って宿があるモシ中心地へ。

ガイドさんもとっても良い人で、コーヒー園を往復する時もアフリカの話をしてくれました。この地域では、結婚する時に男性から女性の家に牛をプレゼント、そして子供が産まれたらその都度1頭ずつプレゼントするんだそうです。日本はどうなの〜?の質問に、日本の様々なしきたりを教えたら、とても興味深そうに聞いてくれましたよ。こうして、地元の人ともお話ができて有意義な1日でした。

US10ドル(約1.100円)だととっても安く感じた私たちは、楽しませてくれたお礼に気持ちばかりのチップを渡しました。



Yoko.





〜ブログランキングに参加しています〜
1日1回のクリックでランキングに反映されます。
▼今日も読んだよ!の応援よろしくお願いします!




【mont-bell アウトドア義援隊ご協力のお願い】
今回起きた熊本地震の発生に伴い、私たちの旅のスポンサーであるmont-bellでは義援金を受付中です。皆様のご協力よろしくお願い致します。

東日本大震災の時に集まった援助金は、一人10.000円を被災地で暮らす830名の方へお見舞い金として援助された他、緊急に必要とされた物資や、燃料を購入し配布されました。
詳細はこちら


0 件のコメント :