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2016•1•13出発 〜 2017•4•13帰国 《37カ国》  旅のルート

日本→グアテマラ→キューバ→メキシコ→ペルー→ボリビア→アルゼンチン→チリ→アルゼンチン②→チリ②→アルゼンチン③→パラグアイ→ブラジル→アメリカ→イギリス→オランダ→ドイツ→ポーランド→チェコ→オーストリア→ハンガリー→ポーランド②→エストニア→ラトビア→リトアニア→ポーランド③→アイスランド→スペイン→ポルトガル→スペイン②→モロッコ→南アフリカ→ナミビア→ボツワナ→南アフリカ②→マダガスカル→南アフリカ③→ジンバブエ→ボツワナ②→ザンビア→タンザニア→ケニア→アラブ首長国連邦→インド→ネパール→ベトナム→台湾→日本



2016-05-29

チリ滞在のまとめ

アルゼンチン滞在のまとめに続きまして、チリ滞在をまとめたいと思います!
チリ滞在は、3/12〜3/24、4/11〜5/17の50日間滞在しました。これにはイースター島も含まれています。


気付いたらチリだけで50日間も滞在していたことに驚き!それぐらい見所も多くて、居心地も良かった国でした。南北に4329kmに渡って細長い領土を持つチリは、西に太平洋、東にアンデス山脈という大自然に囲まれた都市が多く、魚から肉、果物や野菜まで満足いくまで安く食べることができるのも魅力的でした。そして南部パタゴニアは、アルゼンチンと同様に氷河や鋭い山峰等の雄大な景色が待っていました。そして私たちにとってはチリのハイライトと言える、イスラ デ バスクア(イースター島)は寒かったチリ本土とは打って変わって南国!ひとつの国で多種多様な景色に出会わせてくれたチリとなりました。


チリってどんな国?
①サンティアゴ(チリ中部)
細長いチリ本土のほぼ真ん中に位置するサンティアゴは、チリの首都だけあって都会!600万人が暮らす大きな都市です。四方には山々に囲まれ盆地となっているため、車の排気ガスで汚染された大気「スモッグ」がとても酷く、晴れた日も辺りがくすんで見えました。ここから80km先にあるアンデス山脈の山峰と、都会のコラボレーションが相反する不思議な光景でした。そして市民の台所ベガ市場へ行くと、3000店ものお店がひしめき合い、新鮮な野菜が格安で手に入れることができます。地元チリ人の生活が垣間見れる場所でもありました。



②チロエ島(チリ中部 パタゴニア地方)
サンティアゴから来ると、パタゴニア地方の入り口になるチロエ島。ここはカラフルな建物がとても可愛らしい町並みで、木造の教会群は世界遺産にも登録されています。また水揚げされたばかりの新鮮な魚たちが格安で食べれる町でもあり、プエルト モンという町では、アンヘルモの市場で魚介をたくさん購入しました。市場付近の港では、多くの野生のアザラシを見ることができました。そして更に南にあるカストロという町でも魚介三昧。魚介類が大好きな人にとってはパラダイスな場所ですよ!



③プエルト ナタレス(チリ南部 パタゴニア地方)
待ちに待ったパイネトレッキングをするための、拠点となる町プエルト ナタレス。ここにはキャンプ用品のレンタル店が多く、パイネトレッキングをする人々が準備のために集まる場所です。そして、私たちも4泊5日のパイネトレッキングを経験。強風で難航した日もありましたが、チリ紙幣になるほどチリ国民も誇り高きトーレス デル パイネや、迫力満点のグレイ氷河など、どこを切り取っても美しい景色のパイネ国立公園は、一生忘れられない良い経験になりました。


④プンタ アレーナス(チリ南部 パタゴニア地方)
チリを訪れた中で私たちにとっては最南端の町プンタ アレーナス。マゼラン海峡と面しているこの町は、至る所にマゼラン像が建っています。ここにもパイネトレッキング帰りの人や、これから行く人たちを多く見かけました。さすがトレッカーの集まる町だけあって、宿の名前が山だったり、テント泊ができる宿があったりと、アウドドア好きが見るとワクワクするような町です。もちろん町中にはアウドドアショップも豊富!市内からバスで15分ぐらいの場所には免税エリアのモールが集結していて、安くアウドドア用品や家電などを購入することができます。私たちもここでディパックや手袋、チタンマグなどのアウドドア用品をゲットしました。


⑤イースター島(離島)
チリ本土から3700kmも離れた場所にある小さな島イースター島(別名イスラ デ バスクアやラパヌイとも言う)は、南太平洋にポツンと浮かぶ絶海の孤島でもあります。ここではお馴染みのモアイ像が有名。島内には1000体ものモアイ像が今でも残っています。しかしかつてモアイ倒し戦争が起き、すべてのモアイが倒されてしまいましたが、島民や日本企業の協力によって現在40体が再建し、多くの人を魅了する観光スポットとなっています。



チリでの移動は?
アルゼンチンと同様にパタゴニア地方ではヒッチハイクでの移動でした。南ではヒッチハイク成功率高かったのですが、北上するにつれ苦戦しました。

長距離専用の大型バスはアルゼンチンより料金は安くなり、更に車体も綺麗。快適でした。

チリでは、短距離、長距離関わらずフェリーに乗ることが多くありました。特に31時間のフェリーの旅はとても楽しいひと時でした。料金も1人約2700円とお手頃価格。朝陽や夕陽を浴びたり、野生のイルカに出会えたりと色んな景色に出会えるのも良かったです。バスだと移動中動けないのに対して、広いフェリー内には、食堂や外のデッキなど自由に行き来できるので、有意義な時間を過ごしました。


チリの相場って?
ビール1缶 800チリペソ(約136円)
パックワイン1L 1000チリペソ(約170円)
レタス 784チリペソ(約133円)
ツナ缶 420チリペソ(約71円)
板チョコ 790チリペソ(約134円)
エンパナーダ1個 500チリペソ(約43円)
サーモン半身 1,5kgぐらい 4000チリペソ(約680円)
ムール貝1kg 700チリペソ(約120円)
ドミトリー宿 8000チリペソ(約1,360円)  

日本でも人気の高いチリワイン。日本でのワイン輸入国は、これまでずっと1位だったフランスを抜いて今年はチリが1位!!そんなチリワインは本国ではとっても安く飲めます。ボトルでも1本300円から。複雑に国境が入り組んだパタゴニア地方は、チリには2回入国、アルゼンチンには3回入国と、チリとアルゼンチンを行ったり来たりの旅でした。そんな中でアルゼンチンとチリの物価の違いも明らか!やっぱりチリの方が安くバスやフェリーで移動することができましたし、お肉やワインも安く、更には新鮮な魚や野菜まで手に入るので、こんなに長居したのもその理由が挙げられるでしょう。
さて、滞在費用をまとめてみました。
アウドドアグッズや水筒など、旅に必要なお買い物をしたり、パイネ国立公園の入園料や、イースター島でのラパヌイ国立公園、レンタバイクなどの観光費の出費が続きました。サンティアゴでお世話になった病院での薬代立替えも含めても1日1人あたり2.958円に抑えることができました。

私たちはチリの北部はスケジュール上行くことができなかったので、まだまだチリに滞在したりなかったぐらい、居心地の良い国でした!


Yoko.





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